低スペックPC向けのゲーム設定【ファイルアクセス日時の更新】

 

Windowsにはファイルアクセス時に「アクセス日時」の更新を行う機能があります。

これが有効になっていると、ファイルを読み込んだ時にアクセス日時が更新され、PCに負荷がかかってしまいます。

設定を変えていなければ有効になっている可能性が高いので、ぜひ確認してみてください。


確認するには、テキストファイルなどを開いた後、

そのファイルのプロパティ画面でアクセス日時が更新されているか確認します


ファイルのプロパティ画面


この機能が有効の場合、「データを読み込む度にデータを書き込む」という動作をするので、ゲームやアプリのロード時間に多少の影響が出ると思われます。

HDDの場合は書き込みにシーク時間が発生するので、影響が出やすいと思われます。
SSDの場合は書き込みによるSSDの寿命の浪費が特に気になります。

体感できるような負荷ではなく、ファイルへのアクセス頻度はゲームやアプリによります。
しかし、場合によっては大量に、頻繁に更新することになるかもしれません。

逆に体感できないので気を付けたいですね。

個人的にはゲームに限らず絶対に無効にしたい機能の1つです。

ゲームを起動しただけで複数のファイルのアクセス日時が更新される

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■アクセス日時更新を無効にする方法


コマンドプロンプトを管理者モードで起動し、

    fsutil behavior set disablelastaccess 1 

と入力。(有効にする場合は最後の数字を2にする)


効果を確認するには、テキストファイルなどを開いた後、

そのファイルのプロパティ画面でアクセス日時が更新されたかどうかを確認します。


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オンラインゲームなどに「ファイルチェック機能」がありますが、実行すると全ファイルのにアクセスしてアクセス日時を更新することになります・・。

ゲームによっては万単位でファイルがあるので気を付けてください。

PSO2NGSのファイル数 144,370
データをフルインストールした場合はもっと増える


ファイルチェック後


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