TRICK×LOGIC(トリックロジック)は小説を読んでガチ推理するノベル型推理ゲームです。
古いしPC版はないですが、「陣内智則のネタジン」で陣内さんが謎解きや推理をしたいようなことを言っていたので思い出した名作です。(これやこれ)
真面目に本格的な推理をできるゲームはこの作品くらいしか知りません。
現在はPSストアがPSPソフトの販売を終了したようなので、PSPのUMD版だけになってしまったっぽいです・・・。移植版出ませんかね。
このゲームの凄いところが、小説を本物のミステリー小説家が書いているところ。
・我孫子武丸さん 「盗まれたフィギュア」「完全無欠のアリバイ」
・竹本健治さん 「明かりの消えた部屋で」「ブラッディ・マリーの謎」
・麻耶雄嵩さん 「雪降る女子寮にて」「ライフリング・マーダー」
・大山誠一郎さん 「切断された五つの首」「目の壁の密室」
・黒田研二さん 「亡霊ハムレット」
・綾辻行人さん&有栖川有栖さん 「Yの標的」
ゲームの流れ。
1.小説を読む
2.文中のキーワードからナゾやヒラメキを抽出
3.調書(問題)にヒラメキを当てはめて解答を提出
小説を読んだ上でプレイヤーが考える必要があるシステムになっています。
短編とはいえそこそこなボリュームで、図や絵はほとんど無いので場面を想像する必要があり、真面目に考えないとクリアできません。(総当りでクリアできなくはないですが)
小説とは別にメインストーリーもあり、主要キャラのイケメン検事とやカメラっ娘もなかなか良かったです。
さらに、発売直後だけのキャンペーンが凄かったです。
問題編と解答編が別れていて、
解答をネット経由でアップロード → 翌週に解答編が配信
というシステムだったので、解答を考える期間が1週間ありました。
これのおかげで考えるのが楽しかったです。
面白いシステムだったんですけど流行りはしませんでした。
忙しい人には無理な上に初期の購入者しか楽しめませんからね・・・。
ちなみに一番印象深いのは、唯一1回目で正解できた「完全無欠のアリバイ」です。
タイトルが若干ネタバレで、ノートに時間表を書いたらトリックがわかってとてもスッキリしました。
どの話も断片的にしか覚えていないのでもう1回やりたいのですが、PSPが行方不明になってます。
開発元:チュンソフト、発売元:ソニーの作品なので移植、リメイク、続編の可能性はまだまだあると思うので期待しています!
コメント
コメントを投稿