内蔵GPUのメモリ設定

 

AMD Ryzenなどに搭載されている内蔵GPUはBIOSの設定でGPUメモリを指定できるようになっています。

初期設定はAUTO(自動)で、タスクマネージャーを見るとGPUメモリは512MB。(PCによって変わるかもしれません)

設定を変えることで2GBなどにすることが可能です。


ただし、AUTOでも2GBでもどちらもメリットとデメリットがあるようです。

AUTO(512MB)

2GB

2GBの方は何故か、左下の薄緑の屋根の家屋などが簡略化されてローポリになっています。
近づくと簡略化が無くなりボコッと変形します。
他の場所でも同様で移動すると地形がボコボコと変形していきます。
しかし、画面左上のfps表示を見てもわかる通り、2GBの方はフレームレートが高いです。

また、他のゲーム(タイトルは忘れました・・・)では、
AUTOだとテクスチャがバグレベルでボケてしまい、2GBでは正常に表示されました。
おそらくAUTOではGPUメモリが512MBと判断されてしまったのでしょう。

さらに、確証はないのですが、AUTOの場合は高負荷のゲームでクラッシュしやすい気がします。(2GBだとクラッシュしないわけではない)

総合的に考えて2GBにしておいた方が良いと思います。
ちなみにこのGPUメモリはメインメモリから割り当てられるため、2GBにするとその分メインメモリが減ります。
メインメモリが少ない場合はAUTO、512MB、1GBにした方が良いかもしれません。



BIOS設定の方法(Windows10の場合)


■BIOS設定画面を出す。

・方法1
 1.スタートメニューから、Shiftキーを押しながら再起動。
 2.トラブルシューティング。
 3.UEFIファームウェアの設定。
 これでBIOS設定画面が出ます。

 ※最近になってなぜか、この方法だと普通に再起動してBIOS画面が出なくなりました。
   出ない場合は方法2を試してください。


・方法2
 PCを起動(再起動)してメーカーロゴが出たあたりでBIOS起動キーを押す。(連打推奨)
 これでBIOS設定画面が出ます。
 BIOS起動キーはメーカーやマザーボードによって違うようです。

 チャットGPTさんによるとこんな感じだそうです。
  Acer(エイサー): F2またはDelキー
  ASUS(エイスース): F2キーまたはDelキー
  Dell(デル): F2キーまたはF12キー
  HP(エイチピー): Escキー、F10キー、またはF1キー
  Lenovo(レノボ): F1キー、F2キー、またはEnterキー
  Sony(ソニー): AssistキーまたはF10キー
  Toshiba(東芝): F2キーまたはF12キー


■設定を変える
BIOS毎に操作が変わります。
たぶんVideoとかそんなところにあると思います。
私のPCの場合は「Device」→「Video Setup」→「UMA Frame Buffer Size」でした。


■保存して再起動する
再起動後にタスクマネージャーなどを見て設定が変わっているか確認しましょう。
タスクマネージャーはタスクバーを右クリック→タスクマネージャーで簡単に出せます。

タスクマネージャーでGPUメモリの確認。
専用GPUメモリが2GBになっている。



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