Steamコントローラー設定で入力最適化【スティック押し編】


個人的に一番困るボタン設定が「スティック押し」です。

FPSのゲームでよくあるのですが、「ダッシュ」がスティック押しに割り振られていて、おまけにキーコンフィグで変更できないことがあります。

スティックを傾けたままスティックを押すとガチッとなって微妙な不快感があったり、音がうるさかったり、何度も押すとスティックが壊れそうです・・・。

そもそもダッシュという重要機能が押しにくいのは困ります。

ですが、Steamコントローラー設定を使うことでボタン設定を変更して、快適にゲームをプレイできるようになります。

非SteamのゲームもSteamコントローラー設定を使えるので試してみてください。


■方法1:ボタンを入れ替える

 使わないボタン、使用頻度が低いボタンと入れ替えることでスティック押しを回避できます。

 例えば、Bボタンが「しゃがむ」のゲームならBボタンに「左スティッククリック」を割り当てることができます。

 代わりに左スティッククリックにBボタンを設定します。


 ただしこの例だと、Bボタンを入れ替えたのでキャンセルボタンなども入れ替わってしまう問題があります。 

  キャンセルするためにスティック押しはしたくないので、Bボタンはスタートボタン、セレクトボタン、十字キーなどに入れてしまうのも良いです。

 スタートボタン、セレクトボタンのメニュー呼び出しは使用頻度が低ければキーボードから呼び出してボタンを節約できます。

 十字キーを使わない、使う必要がないゲームもそこそこあります。

 不都合が起きないよう、混乱しないように入れ替えれば快適にプレイできるようになります。


■方法2:サブコマンド、追加コマンドを使う

 サブコマンド、追加コマンドを設定すればボタン1つで別のボタンを同時押しすることができます。

 例えば「拾う」「調べる」のボタンなら左スティック押しを追加しても問題なく操作できることが多いです。

 常にボタン同時押しになるため、方法1と同じように別の場面で問題が出る可能性はあります。



 サブコマンド、追加コマンドは右の歯車マークから設定できます。

 サブコマンドと追加コマンドの違いについてはよくわかりませんが、どちらでも可能です。

 

■方法3:アウターリングのコマンドを使う

 最近になって気付きましたが、「アウターリングのコマンド」という便利なコマンドがありました。

 アウターリングのコマンドにスティック押しを設定しておけば、スティックを傾けた時に自動でスティック押ししたことになります。


 この方法なら、他のキーに影響がありません。

 ただ、この方法だとゲームによっては、「しゃがみ中に移動しようとしたらダッシュしてしゃがみが解除されてしまう」という現象が起きました。

 スティックを少しだけ傾けることで、アウターリングのコマンドが発動しないようにできますが、やや難しいです。

 しゃがみ移動が重要なゲームの場合はもう少し工夫が必要かもしれません。


 

 

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