ディスプレイモードで負荷が少し増減する場合があります。
負荷を最小限に抑えるには「フルスクリーン」がオススメです。
低スペPCならもちろんですが、高解像度、高フレームレートでは低スペPCでなくても無視できない負荷になると思います。
■ウィンドウ
✕ 余計な負荷はほとんどありませんが、デスクトップやブラウザなどを描画するためのGPU負荷があります。
◯ デスクトップやブラウザなどの他アプリの操作を一番スムーズにできます。
攻略サイトやアニメを見ながらプレイできるメリットが大きいですね。
■仮想フルスクリーン、枠なしウィンドウ、ボーダーレス
✕ 低解像度を指定した場合、デスクトップ解像度にアップスケールするためのGPU負荷があります。
✕ ウィンドウと同じくデスクトップやブラウザなどを描画するためのGPU負荷もあります。
◯ Alt+TabやWindowsキーを押した時、デスクトップやブラウザなどの他アプリの操作をスムーズにできます。
「デスクトップに戻れない」というトラブルになりにくいメリットが大きいです。
■フルスクリーン(排他的フルスクリーン)
◯ 余計なものを描画しないので一番GPU負荷が低くなります。
✕ Alt+Tabなどでフルスクリーン切り替えが発生し、若干操作がもたつきます。
✕ Alt+Tabなどで他アプリを操作したくても勝手にフルスクリーンに戻ってしまうなど操作に難があったり、デスクトップに戻りにくい場合があります。
✕ 古いゲームだとフルスクリーン切り替えでエラーが出ることがあります。
※GPUソフトウェアの設定に「GPUスケーリング」というものがあり、低解像度のフルスクリーンがデスクトップ解像度まで引き伸ばされるようですが、この機能では負荷に差がでませんでした。
【GPU負荷の例】
ウィンドウ:61%
仮想フルスクリーン(GPUスケーリングOFF):69%
仮想フルスクリーン(GPUスケーリングON):69%
フルスクリーン(GPUスケーリングOFF):61%
フルスクリーン(GPUスケーリングON):61%
ウィンドウ(ブラウザで動画を再生):64%
仮想フルスクリーン(ブラウザで動画を再生):71%
フルスクリーン(ブラウザで動画を再生):61%
※検証に使用したゲームはOri and the Will of the Wisps。
解像度はいずれも1280✕720、デスクトップ解像度は1920✕1080。
最近のゲームではフルスクリーンが無いものがあり、その場合はウィンドウか仮想フルスクリーンを使うしかありません。
どうしても負荷を軽減したい場合、デスクトップ解像度を下げることで仮想フルスクリーンの負荷を軽減できるので試してみてください。
検証するまで仮想フルスクリーンにちょっと負荷があるくらいだと思っていましたが、想像していた以上に負荷が大きかったです。
GPUスケーリングで負荷が増えなかったのも意外でした。
何故か仮想フルスクリーンが主流になりつつありますが、フルスクリーンにも対応してくれるゲームが増えることを祈ります。
コメント
コメントを投稿