低スペックPCでのゲームグラフィック設定【アンチエイリアス(AA品質)】


アンチエイリアスは3D描画時などに発生するジャギー(ギザギザ)を目立たなくする技術です。
大抵の3Dゲームではこの設定があるでしょう。

全体的に負荷は低めで、画質には大きく影響するので絶対にオンにした方が良いです。
AA品質に低、中、高や×2、×4などがある場合は高めに、AAの種類(FXAA、TAAなど)を選ぶタイプの場合は名前で判断しましょう。
※品質を「低」「中」にしても十分綺麗な場合もあります。

解像度が低いとフルスクリーン時にジャギーも拡大されるので、AAの有無で大きな差がでます。

同じAAでもゲーム毎に負荷や品質は異なるように思います。
AAを上手く使っているゲームはジャギーが目立たなく、解像度を下げても高画質に見えるので低スペックPCでもプレイしやすいです。
ジャギーが目立たないゲームは技術面で優れたゲームと言えるでしょう。


■最近よく見る高品質AA
 FXAA:低負荷でそこそこ良い品質。若干ぼやけた感じになり、明るさに変化が出る。
 TAA:中程度の負荷で良い品質。画質は良いが残像が目立つ場合がある。
 FXAA+TAA:TAAのみと比べて負荷はさほど変わらず品質は良い。やはり若干ぼやけた感じになり、明るさに変化が出る。


■比較画像1

AAオフ(DARK SOULS REMASTERED)

FXAA(DARK SOULS REMASTERED)

TAA(DARK SOULS REMASTERED)


■比較画像2
 FXAAは細かい線などは潰れて見えなくなったりします。

レンダリング解像度高、AAオフ(PSO2NGS)

レンダリング解像度高、TAA+FXAA(PSO2NGS)

 
レンダリング解像度中、AAオフ(PSO2NGS)

レンダリング解像度中、TAA+FXAA(PSO2NGS)

■比較3
 ゲームによっては、AA有無に差はあっても、設定を上げても画質はあまり変わらない場合があります。

AAオフ(幻塔)

AA×2(幻塔)

AA×8(幻塔)





■GPUによるAAの強制(制限あり)
GPUソフトウェアの設定で古いのゲームの一部はAAを強制することができるようになっています。
これによりAAが実装されていないゲームの画質を上げることができます。
画像はAMD製品(AMD Software: Adrenalin Edition)ですが、NVIDIA製品にも同様の機能があります。


ヘルプによるとDirectX9のゲームのみ使用できる





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