Lossless Scalingはウィンドウをフルスクリーンに高品質アップスケールしてくれるツールです。
■開発元:THS
■パブリッシャー:THS
ホットキー1つでウィンドウ⇔フルスクリーンに切り替えできるのはとても便利です。
今時フルスクリーン表示できないゲームは滅多に無いですが、色々と融通が利かないことはよくあります。
「毎回、設定画面を開くのはめんどう」
「フルスクリーンにした時に解像度設定ができずfpsが大幅に下がる」
「フルスクリーン切り替えでクラッシュする」など。
このツールはそのへんの煩わしさが解消されます。
このツールはそのへんの煩わしさが解消されます。
おすすめの設定は、
・スケーリングモード →「自動モード」「アスペクト比」
・スケーリング方法 → お好みで
・設定画面でホットキーを割り当て
これでウィンドウをアクティブにしてホットキーを押せばフルスクリーンになります。
ちなみに、ゲームでなくてもブラウザやエクスプローラなど、なんでもフルスクリーンにできます。
スケーリング方法はVer2.1.9時点で以下が実装されています。
・AMD FSR
・NVIDIA Image Scaling
・整数モード
・直近モード
・xBR
・Anime4k
・Sharp Bilinear
・LS1
AMD FSR、LS1のクオリティが高いです。
LS1はシャープ度が強め、若干軽い、文字が崩れにくいのが特徴。
文字以外の画質だとAMD FSRの方が自然な気がします。ただし文字が丸くなってしまいます。
訂正:Anime4kでも「大きさ」をSmallにすれば負荷は大幅に下がりました。
元の解像度が低いとさらに負荷が下がるようです。
また、低画質からのアップスケール品質はFSRやLS1より良いです。
4kでなくても、低負荷なゲームや動画なら十分選択肢に入りそうです。
画質に関しては、普通にフルスクリーンにするより若干綺麗くらいなので、迷ったら軽いLS1が良さそうです。
スクショで見てみると思ってたほど違いがわからない・・・ですが、ボケ感が無くなっています。
アップスケールによるGPU負荷はそこそこあるので、ツールを使うかはGPUと相談ですね。
【Lossless Scalingがあると便利なゲームの例】
幻塔:低解像度フルスクリーンでプレイできる。
グランサガ:低解像度フルスクリーンでプレイできる。
PSO2NGS:再起動無しでフルスクリーンの切り替えができる。
「低解像度にしてアップスケール」するのはフレームレートと画質を両方取りたい時に役立ちます。
ゲームが重い時は画質設定を下げる前に解像度だけ下げ、アンチエイリアスは高品質設定にする。
私はこれが一番効率良くゲームをプレイする方法だと思っています。
また、ジャギーの無いイラストや写真、動画などのアップスケールにも適しています。
人によると思いますが、1.5倍くらいのアップスケールならほとんど気になりません。
比較しなければ2倍くらいでも十分いけます。
Firefoxというブラウザだと動画を「ピクチャーインピンチャーモードで再生する」ことができるので動画サイトにも使え、低画質なアニメをより綺麗に観ることができます。
※Google Chromeのピクチャーインピンチャーモードとは少し仕様が違い、Firefoxだと画面サイズに制限がありません。
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