FSRの小技


AMD FSRなどが実装されているゲームで、「設定をパフォーマンスにしても重い」という時に使える小技を紹介します。
FSR1でもFSR2でも有効です。
※PC環境やゲームによって差が出ると思います。

【やり方】
・通常フルスクリーンにして解像度を下げる(フルHDモニタなら1600×900、1280×720など)
 ※ボーダーレスでは効果が薄い。

・FSR設定を調整する
 「1600×900 バランス」「1280×720 ウルトラクオリティ」など

これだけで負荷が下がったり画質が上がる場合があります。
おそらくアップスケールの目標解像度が低くなるのと、画面全体エフェクトやUIの負荷が減るためだと思います。



ボーダーレス1920×1080 FSR1.0 速度重視(バイオハザードRE2)
GPU使用率91%
※フルスクリーンの場合も同じ


ボーダーレス1600×900 FSR1.0 バランス(バイオハザードRE2)
GPU使用率87%


ウィンドウ1600×900 FSR1.0 バランス(バイオハザードRE2)
GPU使用率81%
フルスクリーンの場合はGPU使用率82%
※1%差が出たのは、おそらくRadeon GPUスケーリングの影響だと思います。


見た感じ画質はほぼ変わらないのにGPU使用率が下がります。
おそらく、スケーリングにパワーを使ってしまうスペックの低いGPUほど効果が出るのではないかと思います。
ディスプレイのスケーリング性能でも違いが出るかもしれません。

ちなみにFSRの有無に関係なく、ボーダーレスフルスクリーンより通常フルスクリーンの方がGPU使用率が下がります。
ぜひ試してみてください。

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